3年ほど前に徳島出身の女友達に誘われて彼女の「連」に参加させてもらい阿波踊りを初体験しました。編み笠を被ると誰でも美人に見え、両手を高く上げて、つま先立ちで左右の膝を交互に内またで前に進めるのが女踊りです。2時間ほど練習して、何とか連のメンバーと動作をあわせられるようになりました。一見なんでもなさそうですが「桟敷」と呼ばれる演舞場は200m程もの長さがあり、全身運動を20分以上も続けることになるので、演舞場を一つ通るとヘトヘトになります。
笠で顔が隠れているので、ニューハーフの方たちも(細身なら)女性に見えるので人気があるようです。
さて、阿波踊りは「型」がしっかりしいる踊りだと思いますが、バリエーションも驚くほど広いです。女踊りで私が一番好きなのが「華舞遊」という連の踊りです。ぎくしゃくせずに、優雅に両手を左右に揺らしながら踊ります。膝も高く上げず流れるように踊るのが特徴です。